肩こりの原因は「筋肉の緊張」と「血のめぐり」が大きく関係しています。筋肉は緊張するとぎゅっと収縮して固くなってしまい、血管を圧迫します。
すると血のめぐりが悪くなり、充分な栄養素が行きわたらなくなってしまい、筋肉はますます疲労していきます。酸欠となった筋肉はどんどん固くなってしまい、血管だけでなく神経を圧迫してくるため、痛みが出たり、しびれの原因にもなってきます。
「筋肉の緊張」→「血行不良」→「筋肉の更なる緊張」→「神経系の痛み・しびれ」→「力が入らない・・・など日常生活に支障」このように、ただの肩こりだと甘くみていると悪化の一途をたどってしまい、最悪のケースでは日常生活に支障が出てくることもあります。
肩の筋肉は、私たちの日常生活の動作に大きく関係しているため、肩こりの引き金である筋肉の緊張がとても起こりやすい部位です。
例えば・・・
- スマホやパソコンの使いすぎによる目の疲れ
- 包丁を使っての料理など、神経を使う作業をする際に力が入る
- 重い荷物の積み下ろしや運搬などによる筋肉疲労
- 姿勢に問題があり、バランスの悪さから肩に負担がかかっている
- 普段から運動をする習慣がなく、肩が腕の重みに耐えきれていない
このほかにも、交通事故によるむち打ちの症状に起因して肩こりが起こるケースもあります。